2012/11/05

アメリカでのなまたまご(生卵)の食べ方

アメリカでは卵は基本的にナマで食べる事ができません。

whole foodsなどの高級食料品店の生卵も基本的には加熱調理して食べるのを前提に販売されています。

もちろん、アメリカ人はナマで卵を食べる習慣などありませんから、当然と言えば当然です。

しかし、我々日本人は、ご飯に生卵をかけたい!、すき焼きに生卵をつけたい!!
、半熟の目玉焼きを食べたい!!!となる訳です。


まずこちらの生卵はなぜ食べれないのでしょうか?



それはサルモネラ菌に感染している可能性があるからです。

サルモネラ菌の感染経路は、
1 鳥の糞便
2 産卵前に腸管から卵殻内に直接侵入
があります。

1に対しては洗浄
2に対しては鳥に抗生物質の内服で対応します。

日本の農家はこの洗浄過程がきちんとしていることと、家畜に抗生剤入りの卵を食べさせているので、基本的にサルモネラ菌の発生を抑制しています(完全に0ではないので注意)

しかし、アメリカではナマを食べる習慣もなく、コストを抑えるために、もちろん抗生物質など投与していません。

しかし、ナマで食べたい、、、


とそこで、この卵の登場という訳です!!!

Pタマゴ!!!!




このタマゴはナマで食べることができないこともない!!!
(完全滅菌はしてませんよ!)

そのカラクリは、タマゴが固まらない程度に特殊な技術の、低温殺菌で殺菌しています!!

ですからあけてみると



少しシロミが白く濁っています。


ですが、サルモネラ菌を完全に殺菌できている訳ではないので、注意が必要です!!

あしからず。





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