2013/01/31

医師としての将来ビジョン設計戦略総論

私の高校〜医学部〜研修医、医師〜留学の中で経験してきたことをシェアできればと思います。
これが、後輩の皆様の今後の将来ビジョン設計の参考になればと思います。

まず日本の医師になるまでの道のりは、
①大学受験で医学部に入る
②医学部卒業時に医師国家試験に合格する
③2年間の初期臨床研修を修了する
④就職先の病院を探す
が誰にでも当てはまると考えます。


他には
Optionalとして、
開業する
大学院に入学して博士号を取得する(4年)
海外に留学する
MPH(Master of Public Health)を取得する
USMLEを取得して海外で働く
専門医、認定医資格
産業医
厚生省に出向
医療系コンサルタントになる
などあると思います。


しかし、どの選択肢を選ぶにしても必ず、しかも早期に将来のビジョンをもって積み重ねておいた方がいいものはたくさんあります。

今後は高校生、医学部時代、研修医、それから医師になってからと、
様々な年代にfocusをあて、そのときどのようなことをしておけば今後のビジョンを達成するかについてセクションごとにブログを書いてみようと思います。

2013/01/30

アメリカの医師になるまでの道のり

アメリカで医師になるプロセスは日本と少しことなります。

日本は高校➡医学部6年➡研修医2年➡医師ですが、

アメリカでは
高校➡カレッジ4年➡医学部4年➡インターン1年➡レジデント2年➡フェロー3-5年です。
などというようなプロセスをとります。

これは志望する科によって異なってくるとのことです。

例えば眼科であれば、
インターン1年(general medicineやinternal medicine、要は内科)
眼科レジデント3年
その後フェロー2年と行った様に進むとのことでした。

ちなみにメキシコは日本と同じシステムとのこと。

国によってこのように医師になるシステムも様々です。

2013/01/29

クレジットカード アメリカ ANA Card USA

ついにこちらでクレジットカードを持つことができました

1枚目はBank of Americaで発行してくれたものです。
こちらは今思えば、すぐ作れた様な気がしますが、渡米3ヶ月後に取得。
1日500ドルまでしか使えないというなんとも情けないカードですが、
デポジットすれば、また次の日には使えます。

渡米後のクレジットヒストリーをためるのにいいカードでしょう。


2枚目はANA CARD U.S.Aを取得
JAL CARD USAはアメリカでの収入がないと発行してくれませんでしたので、
こちらもドキドキしていましたが、

ANAは日本でANAカードを使っていた人はそちらの履歴から参照にしてくれるとのことで、作成できました。

使用すると1%マイルに還元される点も魅力です。

ただこちらの制限も2000ドルくらいだった記憶が。

アメリカには他にも条件のいいカードがたくさん存在するようですが、何の信用もない日本人にクレジットカードは作らせてくれません。

すべては、クレジットカードを使った歴史=クレジットヒストリーをためるしかないのです!!

2013/01/28

学園都市ボストン

学園都市とし名高いボストンにはたくさんの大学があります。
まず、日本との一番の違いはそのほとんどが私立大学です。

世界で一番有名なHarvard大学も私立です。


日本では最難関の東京大学を始め多くの有名国立大学がありますが、ボストンではどちらかというと私立大学が有名です。

Harvardの他にもMITやボストン大学、タフツ大学、ボストン大学、ノースイースタン大学などたくさんの大学があります。


MIT構内にて撮影

その中で、医学部もあるのはHarvard、タフツ、ボストン大学、マサチューセッツ州立大学などでしょうか。

ちなみに学費は年間50,000ドル/年くらいとのことです。マサチューセッツ州立大学は8000ドル程度。
学費は日本の私立大学と同じくらいでしょうか。

しかし、アメリカでは、カレッジを4年卒業後、4年間医学部へ進みますから、日本の医学部6年間の学費とは直接比較はできません。


他にも音楽の名門バークリー音楽大学なども有名です。


おもしろいのは、各大学が競争して教育の刷新に努めている事と、連携にあります。
例えば、MITとHarvardでは授業に交換プログラムが認められています。



ボストンではこのようの多くの大学が存在し、学生で賑わいます。
また、周辺の住民は大学の施設が使えるなど多くの恩恵を受けます。



それから、冬は寒くて勉強以外やることがないが一番のいいところでしょうか。



2013/01/27

路上試験 ボストン Road Test Boston

ボストンでの路上試験についてレポートします(1/26/2013)

1次試験(筆記)が終わりましたら、路上試験に合格する必要があります。
路上試験では、自分で車と免許を持っている同乗者を1名用意しなければいけません

はっきりいって、留学してきて上記条件を満たしている日本人は皆無です。


そこで、、、

ドライビングスクールが車と同乗者の手配をしてくれます

私はBrookline Driving Schoolを利用。
$120で路上試験を受けることができます。
リンク先に電話もしくはメールで予約を取ることができます。

土曜日の午前中にBrookline Highschoolの近くで路上試験を行っています。
DラインのBrookline Hills駅下車するとグラウンドガ目の前に見えるので、対角線を反対側に歩いていくと、教習所の車が止まっていて、人が並んでいます。

当日持っていくもの
・Lerner’s Permit
Application Form
・(国際免許証)

を教習所のおじさんに見せましょう。
名前を確認して、列に並ぶように指示されます。

路上試験は主に2台の車で行われます。
助手席には警察官、後部座席には車を貸してくれる人が乗っています。

ここで、勝負の分かれ目なのですが、紺のセダンの後部座席にいる人はなんと、、、
試験中に日本語で指示を出してくれます!!!

基本的に試験中は、警察官から英語で指示を受けますので、かなり焦ります。
しかし、運良くこのおじさんと同乗すれば、日本語のガイドつき!!

「次、右」「ゆっくり」「Uターン」とか片言の日本語で指示してくれます笑

50%の確率ですので、もし可能ならば、順番待ちの時に待っている人と順番を調節してみてください

さて、路上試験の内容です。
下記添付の資料に必ず1度目を通してください

①車にのる
②書類を渡す(Learner's Permit、Application Form)
③座席に座り、バックミラー、左のサイドミラー、シート位置の調節(右のミラーは変えないでください。警察が主に使うので)
シートベルト(なにげに忘れて落ちている人がいました)
Hand signalと言われます。Handが聞き取れず、方向指示器のことではないので要注意。車が来ていないか確認して、窓を開けます。腕を水平に、Left、90度曲げて上にのばして、Right、曲げたまま、下に向けて、Slow&Stopと言いましょう。
⑥次にまっすぐ行って突き当たり右と言われます。左に方向指示器を出して直進します。右折の際にはStopの標識に従い一旦停止をしてから、左右確認して右に曲がります。
⑦続いて、すこし直進後、右折します。
⑧その後、Parellel Parking(縦列駐車)をします。といっても、車と車の間にとめるのではなく、1台止まっている車の後ろに駐車します。止まっている車の横に止まり、右の方向指示器を出します。左右並びに後ろの目視をして、バックミラーは使わずに、後ろを目視しながらハンドルを右に切りながら(縁石に注意)、止まっている車の後ろにバックします。その後、後ろを目視しながら、バックしながらハンドルをまっすぐにします。最後に前にまっすぐ進んで、止まっている車に寄せます(あまり寄せすぎない)
⑨その後はTree-Point Turnです。車がよっているので、少しバックをします。左右を目視して車が来ていないか確認。方向指示器を左に出してハンドルをめいいっぱい左に切ります。この時も縁石に当たらないように注意します。その後方向指示器を右に出します。左右、後ろを注意して、後ろを目視ししながら、ハンドルをめいいっぱい右に切ります。その後、左に方向指示器を出してまっすぐ進んで終了です。
⑩その後、最初の場所にもどります。
⑪最後に坂道駐車について聞かれますので、実演します。
パーキングにギアをいれて、フットブレーキをします。
その後は
Parking On Uphillsであれば、左にめいいっぱいハンドルを切ります。 
Parking on Down Hillsであれば、右にめいいっぱいハンドルを切ります。

聞かれないと思いますが、道に縁石がない場合は、
Up Hillsは右にハンドルをきります。Down Hillsは同じく右です。

以上で合格になります。

ちなみに私は恥ずかしながら2度不合格に笑
1度目は同乗している警察官がかなり厳しく、しかも発音も聞き取れず、不合格。
2度目はThree Point Turnのところで、勘違いをして、不合格。
3度目は「お前なんで、2回も落ちたんだ?日本の免許もっているんだろう?』との警察官の質問に、「英語が分からなかった」と答えたところ、「オッケーそしたら、今日は日本語だ!!笑」と終止楽勝でした。(ちなみに紺のセダンの日本語の話せる同乗者のくるまです)

後は、RMVに行って手続きを踏めば、合格になります。

見ているとアジア人はかなり落ちています。現地の人でも乗る車が悪いと落ちているという印象があります。

いずれにしろ、上記を覚えていけば問題ないと思います。
3回受けましたからね!!!


2013/01/25

留学にかかる費用

留学にかかった費用をざっと概算しました

航空券
13万円(プラス超過荷物で2-3万円)
VISA取得
5万円
家賃
24万円
スタートアップ費用(家具など)
100万円

ざっとはじめの1ヶ月で150万円くらいはなくなったと思います。

私の場合は日本で2年ほどベルリッツに行っていたのでそこで60-70万円ほど使いました。
その他日本での引っ越し費用が10万円。
日本からアメリカに送る荷物が15万円かかりました。

合計は250万円くらいでしょうか

2012年9月は78円くらいという円高でかなり助かりました。

その他、食費や光熱費なども発生してきますので、はじめはお金が一気になくなります。

他にも車の購入を考えている人はさらにお金がかかるでしょう。

ボストンの家賃は東京並みに高いので、これだけでお金がなくなっていきます。


ただ、ボストンは遊ぶところがないので、普段は全くお金使いません笑

いずれにしろ、留学志望の方は計画的に貯金することをおすすめします。





2013/01/23

Newbury Street

先週末の1月21日はMartin Luther King,Jr. Dayという祝日で3連休でした。
ということで、買い物に行ってきました。

アメリカでは日本と同じようにセールまっただ中です。

こちらでは、11月のサンクスギビングと、12月のクリスマスにセールがあります。
クリスマス後はそのままセールが続きます。

先日ボストンの表参道こと、Compeyにある、ニューベリーストリート(NewBerry Street)にショッピングに行ってきました。

ZARAやH&Mなどは50%オフの商品もあり大混雑。








こちらでも人気のUGGのブーツを寒いので、購入。こちらはセール非対象で$170でした。




ちなみにこちらではLongchampのバッグが流行っています。
おりたためるし、軽くて便利そう。

日本でも流行の兆しを見せているとの事です。

日本でも人気のアバクロはCopleyにはなく、
フェニルパークというところと、ギャレリアというショッピングモールに入っています。




アバクロはセールをやっていて、30-70%オフ。

帰りにカキを食べて家路に着きました〜





2013/01/22

眼科領域のインパクトファクター2012 impact factor ophthalmology

インパクトファクターとは1論文当たりの引用回数の平均値を計算したものである。
つまり、雑誌(論文)の影響力を表わしていて、高いほど影響力が高いとされる。

2012年の眼科領域の雑誌のインパクトファクターの抜粋は以下である。

1. Progress in Retinal and Eye Research  9.455
2. Ophthalmology 5.454
3. AM J OPHTHALMOL 4.223
4. OCUL SURF 3.931
5. ARCH OPHTHALMOL-CHI
6. INVEST OPHTH VIS SCI 3.596

これは
2012年のインパクトファクター=(2010年と2011年にある雑誌に掲載された論文が2012年に引用された総被引用回数)/(2010年と2011年にある雑誌に掲載された論文総数)

から算出される。

つまり、過去2年間でどのくらい引用されたかを表す。

最近では業績や教授選考の際にインパクトファクターの合計点で選ぶケースもあるとのことで、研究者にとっては必ずついて回る。

インパクトファクターはThomson Science社のJournal Citation Reportsに掲載されている。
年1回更新である。

2013/01/21

研究留学について

留学するいうと、よくまた学生になるの?と誤解されます。

私たち医師や研究者の世界では、海外で数年間研究することを留学と呼んでいます。


もちろん、授業料は払う必要はなく、多くの場合は給料や助成金をもらって働きます


つまり、大学や大学院への進学という目的の留学ではなく、海外で研究をすることを私たちは留学と呼んでいるのであります。


私たちの留学は、企業の方の海外赴任とは異なり、留学先を探すところから、引っ越しや銀行の口座の解説、現地のセットアップなど自分で手配しなければいけません。しかも、私たち医師の場合は海外手当などつくはずもなく、金銭的にはかなり厳しい状況になります。


しかし、一度は海外に身を置いて、サイエンスに没頭するということは私たち科学者にとって夢の一つに違いありません。


近年若者の留学離れが進んでいるといわれています。
私のまわりの研究室の日本人も昔に比べ確かに減少しているようです。


いずれにしろ、このすばらしい体験をブログを通じて後輩たちに伝えていくことで少しでも日本の科学者が世界に旅立っていってほしいと思います。

また、私自身現地のセットアップにはかなりの時間を費やし、留学後1−2ヶ月は何もできませんでした。

日々、現地の情報はアップデートされていきますので、少しでも皆様に新しい情報を共有し、無駄な時間を減らしていただければと思います。


2013/01/20

Dana Lab Meeting

今日は私のDanaラボの一週間の予定をお伝えします。





毎週木曜日
朝9-10時 Clinical Research Meeting
朝10-12時 Basic Research Meeting

以上!!!!

ほとんど予定はないのですが、この他にSchepensでは毎日のようにセミナーやレクチャーが開催されています。



Research Fellowが必ずでなければいけないものもあれば、興味がある内容のみ聞きにいけばいいようなものもあります。

セミナーは基礎のみでなく、臨床の内容もあるので、英語の練習に聞きにいっています。

木曜日のMeetingはプレゼンテーションの当番など全くありません。

自主的に、自分の成果を発表します。
もちろん、ARVOやAAOの前には予演をやりますので、ほとんどの人が発表します。




そこで、ついに私もプレゼンをさせていただきました!!
苦節4ヶ月

やっとでたデータで初のプレゼンをさせていただきました。


質疑応答は中ボスのJingに助けてもらいましたが、
プレゼンが終わるとなぜか私の番のみ拍手笑


Labメンバーの優しさにふれた瞬間でした笑


と、いうことで、質疑応答も活発なMeetingで、英語のプレゼンの練習にもってこいですので、
WOC2014に向けて
2ヶ月に1度はプレゼンできるようにがんばりたいと思います!!


2013/01/16

Schepens Eye Research Institute = Massachusetts Eye & Ear Infirmary

私は現在Schepens Eye Research Institute (SERI,スケペンス眼研究所)というとこで研究しています。私の施設は研究のみを行っている研究施設になります。

 MGHの真横にあるMassachusetts Eye & Ear Infirmary (MEEI) は臨床(いわゆる病院)と研究の両方を行っています。

共にHarvardの関連施設になりますが、最近名称が統合することになりました。

名称はSERI/ MEEI/ Harvard Medical School, Department of Ophthalmologyとくっつけただけ笑

ですが、経営も統合されたみたいで、グラントの申請や割当なども一括されたもようです。


さて、私の研究室はProf. Reza Danaのもと眼の角膜移植における免疫ならびにドライアイの研究をしています。

このように、
Schepensは主に眼の黒目の部分の角膜ならびに眼の表面の研究が中心に行われています。

ちなみに網膜の研究はMEEIの中にある研究室で行われています。

その意味でSchepensは角膜の研究分野の大家にあたります。

Schepensの中には私の研究室以外にもたくさんの研究室が混在しています。
Senior ScienteistsやAssociate Scientistsですと自分の研究室をもちます。

私はちなみにPostdoctoral Fellow(ポスドク、博士号取得後研究員)という立場で研究に携わっています。(私の写真まだアップされてませんね、、)

現在の日本人のポスドクはSchepensには4名になります。
昔に比べるとかなり少数とのことです。

ポスドクの立場も様々で、研究室から給与をもらっている人もいれば、企業からの給与や助成金を自分で獲得している人もいます。

私は後者にあたるわけですが、もちろんその方が、教授に受け入れてもらえます。(給料が浮く)

ですから、アプライする場合は助成金を取ってからの方がよりbetterになります。

その他知りたい情報があればご連絡いただければと思います。



2013/01/15

アメリカでの携帯電話

アメリカではもちろん携帯電話の契約を新しくする必要があります。

その際にSocial Security Number(SSN)、住所、身分証明が必要になります。


しかし、SSNがなくても契約はなんとかできます。
その場合は未取得を説明すればお金をデポジットをして契約ができます。

verisonやAT&Tが電波の範囲が広いためおすすめではあるようですが、地域によって電波の善し悪しがあるので、必ず同僚に確認する事をお勧めします。


こちらの料金体制は日本と多少ことなります。

例えば、通話料金は定額制です。
逆にいえば、電話はかけ放題のことです。


国際電話も対応するプログラムもあるようですが、私は定額の国内かけ放題を選択しました。

データ通信料は2GB,4GBなどを選択する方式になっています。

日本の様に定額制ではありません

例えば私の加入しているVerizon Wirelessでは1ヶ月の通料がスマートフォンであれば$40で、
データ通信料が4GB/$70を選択していますので$110/monthになります。

ちなみに1GB=$50/month、2GB=$60/montoです。

youtubeをつけっぱなしとか、映画をダウンロードいっぱいすることがなければ、平均2-4GBで通常はデータ使用量は十分と言われています。

日本と携帯使用料金はことなりますが、
$110=9900円(90円換算)とですので、少々高い??形となりました。


2013/01/14

日米における医大と大学病院の関係


日米における医大と大学病院の関係について解説します。

日本ではご存知の通り、医大には必ず付属の大学病院があります。

例えば東京大学医学部であれば東京大学病院
慶応大学医学部であれば慶応大学病院、順天堂大学医学部であれば順天堂医院。

国立、私立ともに医学部は大学病院を持っていて、医学生は主に大学病院で研修します。

しかし、米国の医学部は少々異なります。

例えば今私が在籍するHarvard Medical Schoolには Harvard Hospitalの様なものはありません。

Harvardの医学生は日本と同じように卒業後はマッチングの様なものがあって、自分の希望の病院を探します。

その際にHarvardの病院とはどこを指すのでしょうか?

こちらで最も有名な病院がMassachusetts General Hospital (MGH)は州立の病院になりますが、こちらはHarvad Affiliated institutionsに含まれています
Affiliated institutionはと直訳すると関係機関となります。

関連機関は研究施設も含めれば以下のようにたくさんあります。

Beth Israel Deaconess Medical Center
Brigham and Women's Hospital
Cambridge Health Alliance
Children's Hospital BostonDana-Farber Cancer Institute
Forsyth Institute
Harbard Pilgrim Health Care 
Hebrew SeniorLife

Joslin Diabetes Center 
Judge Baker Children's Center

Massachusetts Eye and Ear Infirmary
Massachusetts General Hospital

McLean Hospital
Mount Auburn Hospital
Schepens Eye Research Institute
Spaulding Rehabilitation Hospital
Veterans Affairs Boston Healthcare System 




たくさんありますので、一見名前だけ聞いた時にはHarvardの施設かどうかわからないこともあります。逆に言えばこのどれでもHarvardで研修していることになる訳です。

Harvardに留学といっても、日本の様に大きなHarvard大学病院といったモノは存在せず、医学部であれば科によって様々な関連施設で研修します。

留学先を探す際には上記の中から探すことで、Harvard関連が見つかるはずです。
このうち赤字の施設が眼科関連になります。

ちなみに日本の大学病院の様に病院や研究施設名にHarvardの名前が直接ついていないことにかなり違和感を感じますが、しっかり病院や施設には関連施設であることが明記されています。

今回は良くHarvard病院みたいなところで働いているのか?と聞かれることが多いので解説に至りました。


2013/01/13

加湿器

アメリカでは日本と違い冬はかなり湿度が下がります。
特にボストンは寒いですので、冬は暖房をがんがんにつかいます。

そこで加湿器が必須になる訳ですが、
日本のメーカーのプラズマクラスターとかはもちろん売っていません。
しかもこちらは硬水ですので、軟水の日本とは微妙に仕様がことなるとのことです。


加湿器のタイプには煮沸、超音波、温かい蒸気、冷たい蒸気などいろいろありますが、
私は煮沸タイプを選びました。

なぜなら、煮沸の方が部屋があったまりますし、殺菌効果もあると考えたからです。


そこで購入したのがVicksというメーカーの30ドルのタイプ。
寝室とリビングに2つ購入。







単純に水を入れて弱か強かを選ぶタイプのものです。


音は強だとややうるさい。
弱だと寝れます。


こちらの加湿器は壊れやすいとのことですので、しばらく使ってみてまたレポートいたします。

ちなみに、1台だと寝室がカバーできないような気がするので、寝る時は2台体制にしてみようと思います。





2013/01/12

眼科欧文雑誌略誌名一覧の検索方法

学会発表などで論文を引用する時に雑誌名の略語が必要になります。
そのときに重宝しているのが下記サイトです。

http://www.toukoukitei.net/i4aGlossaryAbbrA.html


海外医学雑誌投稿情報、投稿規定ネットというもので、索引から雑誌の略誌名が検索できます。


2013/01/11

Happy Holiday、ホリデーチップ

アメリカではクリスマスが近づくとHappy Holidayと挨拶します。

これはどうやらメリークリスマスとほとんど同じ意味とのことです。
しかし、クリスマスは当然宗教的な意味合いを含むので、
マスコミなどではハッピーホリデーと挨拶しているとのことです。

また、この時期にはアパートの従業員の方にホリデーチップなるものを渡します。


例えば、コンシェルジュやメンテナンススタッフ、ドアーマンなどにメッセージカードを添えてチップを渡します。

1名20-80ドルとコンシェルジュに直接聞き(笑)、
私のアパートは6-7名のコンシェルジュが交代で働いていますので、結構いいお値段になります。

ちなみに今年はよく分からず1名40ドルをお渡ししました。


いろいろネットを検索しましたところ、20ドル程度で大丈夫とのことです。


2013/01/09

ボストンでの住居の探し方

ボストンでのアパート、マンションなどの住居の探し方の解説をいたします。

方法としては
・専門の不動産業者にお願いする
・直接アパートメントに連絡する
が考えられます。

私は先輩にお願いして専門の不動産業者にお願いしました。
アーバン不動産という会社を利用しましたが、こちらにはゴーシュ晶子さんという日本人の方がいて、日本語でやりとりできるから便利でした。

私の留学は2012年9月からだったので、4月頃にラボに挨拶に行く際に、事前に連絡を取っておいて、アパートメントツアーを企画していただきました。

見学はラボから近い順にMGH周辺のWest End、Harvard大学周辺のCambridge、完成な住宅街のBrooklineなどを中心に見て回りました。

ボストンのダウンタウンから離れるに従ってファミリー向けの住居になり、部屋が広くなりますが、価格はどこもそこまで変わらない印象でした。

その後、メールでやりとりをして、アパートをしぼっていく感じでした。また、物件は9月近くになると空く事がおおいですので、7−8月頃に最終的にやりとりをして、7月下旬にアパートを決めました。

私は結局ラボから徒歩5分圏内のアパートに決めましたが、8月分の家賃は日割りで払いました。これはしょうがないと思います。

また、業者には1ヶ月分の家賃を紹介料として払います。
なかなか高額ですが、テレビの接続の相談や水道の契約などもお願いできましたので、満足しています。

その他、自分で連絡をとって住居を決める事もできそうです。
MGH周辺のアパートはホームページもしっかりしていますので、自分で契約できるかもしれません。

日本人が比較的多いのは単身でしたらWest End、家族でしたらBrooklineです。どちらも治安はかなりいいです。

他にはPorter Squareという駅の周辺は日本料理やラーメン屋、日本のスーパーなどもあり便利かもしれません。


2013/01/07

大晦日カウントダウンレポート ニューヨーク編

2012年12月31日はニューヨークのカウントダウンに行ってきました。

今回はボストンに帰る前にニューヨークに寄り道しました。

31日のマンハッタンのホテルはどこも高額なので、JFK空港の近くのHilton Garden Innを予約しました。

が、部屋がいっぱいとのことで、急遽Hampton Innに移動(海外では良くあります)となりました。

時差ぼけのため、しばし仮眠して18時頃にタクシーで最寄り駅まで向かいます。

Eラインに乗車して7番街に到着。
予想通りTimes Sqaureは入場制限がかかっていて入れませんでした。



しかし、町中は仮装をした人でいっぱいで、大晦日のニューヨーク気分はどこでも味わえました。



トイレやレストランに入れないので(しまるのが早い)、近くのマクドナルドカフェなどを利用しました。

ちなみに、Times Squareは3時前頃だと入場できるとのことです。


私は、近くの6番街と47Streetのあたりから花火を観戦。
カウントダウンはなく、0時になった瞬間から花火を確認してみんな盛り上がる様な感じでした。

花火が終わると思い思いに解散していくのですが、

タクシーは案外簡単に捕まり、すぐ帰ることができました。
しかし、すごい人の数でした〜

2013/01/06

MGHでESLの授業を受けてみる

1月よりMGH(マサチューセッツ・ジェネラルホスピタル)で開催されるESL(English as a second language,第2言語としての英語)コースのクラス分け試験があったので受講してきました。


試験はリスニング20問、multiple choice80問の計100問を50分程度で解きます。

かなり、時間が足りなく、最後の5問は適当に答えるはめとなってしまいました。

採点は横の人と交換して行うのですが、
Are you Japanese?
イ、イエス
コンチニワ〜と余裕の中国人。

採点結果も89点とほぼ9割。
しかも、その後も日本語で話かけられるという余裕っぷり。

この方は勉強しにくる必要ないのでは?と思ってしまいました。

ちなみに私は63点笑

週1回18時から21時の3時間コースの授業をみっちり受けるみたいです。

2013年も英語がんばります!!
2014年に世界眼科学会が日本でありますからね!!



2013/01/05

文房具

アメリカでは日本で使っていた様な文房具はあまりないので、日本で購入してくるのをお勧めします。

中でも日本で暗記の時に良く使っていたチェックペンやシートは全く見当たりません。

その他、蛍光ペンなども日本の物に比べて品質が悪い事があるので、日本からトランクいいれてくるといいかもしれません。




その他には、ファイルなども日本に比べて種類が少ないので私は無印などで購入してきました。



Amazonなどで日本から送る事もできますが、送料がかなりばかばかしいです。


2013/01/04

1月2日から

日本ではお正月はお仕事はお休みですが、
アメリカは1月2日から通常通り始まります。

なんとも日本人にとっては違和感ですが、
31日 Countdown
1日   New year's day (祝日)
2日   通常とおり業務開始

ちなみに25日のクリスマスから休む人が多く、日本のお正月が前倒しになっているような感覚です。

と、いうことで全くお正月気分のないまま研究再会なのであります。




2013/01/01

The target of short term in Dec 31, 2012

Happy New Year!!
ということで、

前回は2012年10月1日に目標の作成を行いましたが、
毎年恒例の目標設定を行いたいと思います。



      2013               2016  2018     2020
①仕事  ・論文の作成            ・USMLE取得・米国眼科臨床研修・病院経営コースの設立 
                    ・留学先のテーマの論文      ・MBA取得          ・抗加齢学会専門医
      ・日本での緑内障の論文を和誌に投稿                                                 ・眼科指導医
      ・角膜移植の細菌培養結果を英論文に投稿
②家族                                        ・ 結婚
③経済  ・株式、投資信託の運用
④健康  ・ジム週2.3回
              ・体重65kg(-4kg)                                       ・ 63kg          ・63kg
     ・テニス週1回           
⑤自己投資・MBA取得
     ・USMLE取得
     ・英会話週3回以上
     ・TOEFL100点
     ・眼科関連の教科書の読破
⑥趣味  ・テニスログアプリの作成
⑦その他
       
考察
2012年は専門医取得、留学など、大きな目標の達成ができましたが、論文の作成が未達成ですので、2013年に持ち越しになりました。
2013年はアメリカという今までと違う環境でさらなる飛躍を目指したいと思います。2014年に世界眼科学会が日本でありますので、凱旋発表できるようにがんばります。
1年間私を含め皆様の健康をお祈り致します。

では、happyな1年を!!