今回はポスドクの給与についてです。
まずはポスドクとは何なのかということですが、
多くはPost-Doctoral Fellow(後期博士課程、もしくは博士研究員)を指します。
つまりは、大学院を出て、博士号を持って研究をしている人を指します。
アメリカの研究室では、給与の水準がNIHによって定められているようです。
http://grants.nih.gov/grants/guide/notice-files/not-od-12-033.html
ポスドク1年目は40,000ドル(=400万円)程度ということになります。
ですから、研究室のボスがポスドクを雇用する場合にはこの水準にそった給与を準備しないといけなくなります。
もちろん、大きなラボであれば給与を払って研究員を雇えばいいのですが、ボスのグラントによっては、あまりお金を払えないラボもあります。
ですから、日本人の私たちは留学する時にグラントもしくはフェローシップという助成金をとって留学する場合はほとんどです。
なぜなら、その分の給与が単純に浮くからです。
留学を考えている方は、
①留学先を見つける
②グラントもしくはフェローシップを受賞する
がまず重要だと思います。
日本からポスドクがお金を持ってくれば、自分の希望する研究室にいける可能性が格段にあがります。
0 件のコメント:
コメントを投稿