2013/03/29

高校生向けの講演

先日高校生向けにボランティアで講演を行いました。



私の地元の茨城県の土浦第一高等学校の高校生のみなさまが、ボストンに研修にいらっしゃるとのことで、私の医師としてのキャリアーや大学院での研究、留学等の経験談などを講演させていただきました。


生徒さんは38名。
この中にも医師や研究者を志望している方が多くいらっしゃったようで、少しでもその目標の手助けができればいいなと思い、本講演会に協力、企画させていただきました。

今回の講演で私が伝えたかった事は、より具体的なビジョンです。
医師になるまでの具体的な学生生活、研修医、医師になってからの生活、それから、医師や研究者としての最終目標の見据え方など、できるだけ具体的に話をしようと思いました。

なぜなら、私は中学の頃から医師になることが夢でしたが、今思い出すと、具体的な医学部や医師になってからのビジョンがないまま医学部を目指していたからです。


講演内容は
簡単に研究室内を案内した後、日本での医学部での生活、医師の生活、それから、留学や大学院など研究について説明させていただきました。

それから、同僚のWilliamにお願いし、アメリカでの医学教育や、彼の経歴を英語で講演していただくことで、日本とアメリカの医学教育を比較してもらいました。

日本人の海外留学者は減少傾向にあると聞いています。今回の講演会が少しでも、若者の留学離れを減らすことができればと願っています。



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