私の所属しているMassachusetts Eye & Ear Infirmaryでは多くのレクチャーやセミナーが開催されています。
今回は、The Eighth Annual Boston Ophthalmology International Visiting Professorship in Cornea and External Eye diseaseでした。
今回のメインの講演はデンマークのJesper Hjordal教授の角膜移植手術の大規模データの検証でした。
他にも、研修医の症例発表など15発表がありました。
これは、ハーバードだけでなくボストン大学からもたくさんの発表がありました。
拒絶反応の原因としては、
血管新生
3象限以上の血管侵入で1.4倍
4象限以上では1.67倍
炎症
術後炎症がある場合は3.14倍
過去に炎症の既往がある場合で1.97倍
とのことでした。
また、グラフト の眼圧の上昇の既往がある場合は3.87倍、グラフトに血管新生がある場合は1.97倍
術後の眼圧上昇は2.24倍とのことでした。
また、内皮細胞数が2200cells/mm2以上であれば、ドナーの年齢によるリスクファクターはないとのことです。
他にもDSEAKとPKの術後成績の大規模比較など面白い内容でした。
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