2013/07/31

7/17 合格通知

きっかり面接から1週間で結果の通知がメールできました。

メールの添付に合否が書いてあるので、見てくれとのこと。

開くと、、、

「The Boston University School of Management's Executive MBA Admissions Committee has reviewed your application to the Executive MBA Program and would like to offer a place in the class beginning January, 2014. The Admissions Committe is confident that your medical background combined with your teaching experience makes you an excellent candidate for the EMBA program. In addition your experience in research and lab management will enable you to make valuable contribution to your EMBA 27 classmates 

との書き出しが!!!

ごっ合格だ。。。感動。

添付ファイルには
合格の通知書、
Declaration of Intent
Acceptance of Admission offer
が同梱。



Declaration of Intent
Acceptance of Admission offerにサインをして、

7/30までに1500$を払うと入学の意思があるとみなされるとのことです。

私は1st deadlineの6/15までにapplicationを完了しておりましたので、
2500$ドルの学費が免除されるとの連絡もいただきました。

早速お礼のメールを送って、小切手と、書類のサインをすませました。

書類はofficeまで訪ねて届けようと思います。





2013/07/30

EMBA Essay 参考例文 for Boston University 「How to contribute Executive MBA class?]

Discuss the unique talents and perspectives that you will bring to the Executive MBA Program and how professional and personal accomplishments will benefit your EMBA colleagues. How will an Executive MBA contribute to your professional/personal goals as well as the goals of your sponsoring organization? Please address why you have decided to apply to the EMBA program at this point in your career. 

あなたがEMBAもしくはEMBAの同僚ににもたらす独創的な才能と将来性ならびに、専門的、個人的な業績を述べよ。EMBAはどのようにあなたのゴールに貢献しますか?なぜあなたのキャリアの中でEMBAに申し込むことを決めたのですか?

というがエッセー1で出ました。
つまり、私はEMBAクラスにどのように貢献する事ができるか?ということを問われている訳です。また、EMBAに対する志望動機、目標を同時に答えなければいけません。

この問題はMBAを受験する上で根底となる問題です。

エッセーを作ると同時に今までの自分の業績だけでなく、これからの目標や考えをまとめる非常にいい機会になります

参考までに私のエッセーをのせます。





Boston University Executive MBA Resume提出 (2013年3月中旬)

ボストン大学のエグゼクティブMBAコース

の募集要項を確認しました。

10年以上の業務経験
マネージャーやシニアプロフェッサーの経験
フルタイムの仕事を継続中であること

ということが、条件です。


私の場合、医学部が6年間ありますので、相対的に勤務年数は短くなります。
しかし、フルタイムのMBAにいってしまうと、研究の継続ができなくなり、元の子もありません。

そこで、Resume(レジメ、履歴書の様なもの)を提出し、出願可能か確認することにしました。


数日後、Resumeの返事には、私のいくつかの経験について知りたいので、Admission Manegerと話してほしいとのこと。

ResumeをAdmission Maneger のJaniceに送付し、
Information Session&Class Visitの後に相談ということになりました。


Information Sessionには10人ほどの受験者がいました。
他にも医者も1名いました。

Information Session、Class Visitに実際に参加し授業を聴講し、DirectorのJaniceと面接になりました。

結果的には、 BUは医師に対しては、勤務歴10年を8年で寛容してくれました。
それは、私がすでにPh.Dを持っていること、医師は学生が6年間と長いこと、通常のビジネスマンとはキャリアプランが違うということが理由とのことでした。

他には研究施設は、EMBAに行くことは許容してくれるのか?などを聞かれました。

最後に、なぜ私は今入りたいか、今しかないということをあつく伝えて、名刺を渡してその日は終了。

とりあえず、スタート地点にたつことができ、交渉してみるものだなと思いました。

これからエッセーなどの作成が始まります。

2013/07/29

Interview後

15分前にEMBAのOfficeに到着しましたが、面接官が仕事中だったため、

Associate DirectorのSandyの部屋で待つことに。

15分間模擬面接(勝手に)がスタート。

自己紹介から、
Why do you need MBA skills?の話をして、後はカリキュラムについていくつか質問しました。

また、International tripで日本に行った事を知っていたので、日本の話を聞きました。
トヨタや、都内の大きな病院に見学にいったとの事。
ボストン大学はヘルスケアにも力を入れている様子が非常に感じました。

この時点で思ったより、スムースにコミュニケーションすることができ、緊張はなくなりました。

ほぼ定刻の15時に
EMBA Administration DirectorのJaniceの部屋に案内されました。
Janiceは以前のclass visitの事を覚えてくれており、少しほっとしました。

そして、面接がスタート。
まずはじめにいわれた事は、
「あなたのことはレジメやエッセーでほとんど理解しました。この面接はあなたが分からないことや、質問があればBU EMBAについての理解を深いめる為に使って下さい
と予期しないスタート。

interfaceのルクレアから聞いていた事は、普通は30分の面接官からの質問、15分のこちらからの質問でした。

一瞬ひるみましたが、質問事項は考えてきたので、大丈夫。

Q1「とはいえ、あなたのMBAの志望動機を確認させて下さい」
と予想通りの質問。

他に聞かれた事は、
Q2eye app(私が作っている眼科研修医向けのアプリ)の目的、最終目標
は?

くらいでした。

私から質問したことは、
1. Capstone Projectはどのようにして決めるのか?グループは何人くらいなのか?医療経営についての内容をProjectにできるのか?

2. BU EMBA Charitable Fundの対象はどのようにして決めるのか?

3.MBAが始まる前にPre-MBAを取ろうと思うのだが、どのコースを勉強した方がいいか?

などを中心に質問しました。
これらの質問から話が膨らみ、その度にDiscussionしました。

記憶に残っている事は、

BU EMBA FUNDでは、あなたの医師としての経験や公衆衛生でのコネクション、経験は非常に貢献できると思う。クラスにおいても医師としての発現が非常に貢献できるといわれました。私の方からは、さらに自分でProjectの提案など貢献できることを伝えました。

PRe-MBAはBUでコースの始まる1ヶ月前に、クラス、webともに用意しておくので、必要ないでしょうとのこと。あなたの場合は英語のSpeakingをさらに磨いた方がいいと思います。とのことでした。
トフルの点数の割にリスニングや日常会話が上手なので、オッケーだけど、さらに会話が上手の方がクラスへの貢献ができるでしょうとのことでした。
エッセーを見る限り、Writingは大丈夫だし、今日の会話でListeningは大丈夫だと思うとのことでした。

私の場合のNegativeポイントはやはり、経験年数でした。平均年齢40歳、平均勤務歴10年以上が求められている人材です。私の場合は年齢32歳、勤務歴8年でしたから、明らかに不足しています。

しかし、BUは医師に対して理解があり、私の様な立場の人にも出願の許可をしてくれました。医師は医学部が6年と長いということと、私が博士号をすでに持っている事を評価してくれました。

また、助成金についてはかなり、Competitiveであることと、もし支給する場合にもできるだけ私費のみんなに渡したいので、一人頭の額は少なくなるといわれました。

結果は1週間から10日くらいで連絡するといわれました。






2012/10月 なぜEMBAを選んだか?( Why EMBA?)

私がエグゼクティブMBA(EMBA)の存在を知ったのは、2012年の9月にボストンにきて、
Harvard Business School(HBS)の友人を訪ねたときでした。

その時は研究留学の後にMBAを取得するためにフルタイムのビジネススクールに行くか本気で迷っていました。

しかし、医師として2年のMBAへの時間の投資は医師としてのキャリアからの逸脱を意味します。

full-timeの2年間のMBAコース後に臨床の場に戻った医師は少ないのではないでしょうか?
そもそも、大学でMBAをとるために2年間休むという前例はありません。
私は少なからず、この2年間の空白が医師が経営と相見えることの少ない理由ではないかと考えております。

そのときHBSの友人がMITにある、EMBAが一番Fitしているのではないかと提案してくれたのです!!

MITのEMBAは3週間に金曜日と、土曜日の2日間の日程で20ヶ月の授業を受けます。

つまり、研究を続けながらMBAの勉強が物理的に可能ということになります。

しかし、ホームページを見てみると、

full-timeのworker
8年以上の業務経験
が必要とのことでした。

勤務歴が微妙でしたので、
早速アドミッションOfficeに連絡をしてみると、
私の研修医2年、医師5年という経歴でもとりあえず、Applyして欲しいとの返答を受けました。

ここから、私のEMBA受験勉強が始まりました。
もともとは、アメリカに来てからTOEFLの勉強を始める予定でしたので、Applicationの作成と、TOEFLの勉強、さらには研究と大変忙しくなりました。

MITの1st deadlineは2/18/2013でしたので、準備を始めました。








Interview質問事項の予習(2013/7/6)

Interviewの最後には何か質問はありますか??と聞かれるの恒例とのことです。

私の場合は45分の面接が予定されているので、最後の15分が、こちらからの質問になる場合が多いのとのことです。

ここで、注意しなければいけないのは、最後の質問の際にもきちんとこちらの持ち味をアピールすることとのことです。


さて、私が事前に準備した質問事項をここで紹介致します。

Q1: BU's EMBA Charitable Gift Fund

I am very interested in your EMBA charitable Gift Fund. I can contribute this fund using my medical experience and my Public Health knowledge like Prevent of Blindness of WHO Asia.
How to decide to what disease are target and where will we go the 25th EMBA class to support?  And, Can I set up new project in your fund
I can contribute to your Charitable Fund to provide my eye care knowledge and connection of WHO ophthalmologic program, because my department in Japan is the base of operations in Asia. 

Q2: CEO Leadership Panel
I am very interested in CEO Leadership Panel which Bringham & Women’s Hospital President and Partner’s Community Health Care President, because I want to learn leadership in Hospital for becoming professor or manager of my University Hospital. Do you have any plans to speak Medical person in CEO Leadership panel in 2014 class?

Q3: Can I study Hospital management at BU EMBA?
I am very interested in hospital management. I like that BU has a good MBA and School of Medicine. Can I study for Health Care Management of Hospital Management in the EMBA class of BU like your 2 years MBA’s health care management course.

Q4: Pre-MBA
I do not have studied about business, so I will register pre-MBA lessons in fall. Which class is your recommend for pre-MBA class like Microeconomics and Macroeconomics?

などと質問事項を考えておきました。
とくに太字のように自分が何を貢献できるかなどのアピールポイントをちりばめました。

本番のinterviewでは驚きの全て質問の時間でしたが、これらの質問を膨らますことで、十分に対応できました。




MBA Interview Training 草案

Interviewを想定した質問の解答を事前に作成し、アメリカ人相手に質問と解答を繰り返し練習しました。

Draftなので、文法の間違いもあると思いますので、注意して下さい。

基本的には
Why MBA?
What is your Goal?
What is your leadership experience?
What is your management experience?
What is your current job?

は必ず聞かれますので、練習しておくべきでしょう。

最終段階では、暗記ではなく、エッセンスのみ覚えてることに徹しました。
細かい文法は実はそこまで大切ではなく、熱意=Passionをいかに伝えるかに集中する必要があります。

自分の経歴の中で面接官に伝えたいこと。
それが何か、しっかり見極めておく必要があると思います。










7/9 interview前夜

ついに明日がinterview。
45分間無事で済むか不安である。

しかも、今日は朝の6時から1日実験で、明日も朝6時から実験という最悪のコンディションの中の面接。

interfaceのルクレアとの最後のpracticeが修了し、当日持参するものは

Resume
Research Diagram
ノート(質問事項を事前に記入)
BUのEMBAの冊子
(付箋やマーカーをしとくとよいとのこと)
ペン
interview後Thank you letterを忘れないとのこと。

である。

何度も強調されたのは暗記ではなく、エッセンスでいけ。文法は気にするなである。

もう、暗記は不可能なので、ルクレアを信じてエッセンスのみ覚えることにした。


6/23 BU EMBA interview日程決まる

6/15に書類を提出してから、
6月末頃にinterviewの連絡をメールでいただきました。

都合のいい日程を合わせていただき、
45分、Janiceという女性のAdmission Managerと面接とのことです。

今日からInterview対策と、自分のResumeとエッセーの読み直し、
ならびに学校のパンフレットやホームページを熟読し、質問内容を考えます。

Boston University Executive MBA class (EMBA) application EMBA申し込みに必要なもの

ボストン大学のEMBAクラスへのアプライに必要なもの
1.Essay 2つ(追加で1つ、さらに助成金に申し込む場合は1つ)
2.Reccomendation Letter2つ
3.Organizational Chart
4.Introduction
5.Organizational Support Letter

が必要なります。

ちなみに私は4つEssayを書きました。

具体的なEssay(2013入試、2014Class)の問題は、
1.Discuss the unique talents and perspectives that you will bring to the Executive MBA Program and how professional and personal accomplishments will benefit your EMBA colleagues. How will an Executive MBA contribute to your professional/personal goals as well as the goals of your sponsoring organization? Please address why you have decided to apply to the EMBA program at this point in your career. 

 2. Describe a current or recent business challenge that you have faced in your work. Please explain how you handled or resolved the situation and the lessons learned from the experience.

3. (Optional) Is there any further information that you wish to provide the Admissions Committee? You may use this space to provide an explanation of any areas of concern in your academic background or your personal history.



4.(Optional) The Boston University Executive MBA Program awards a limited number of scholarships for incoming students. Selection for these scholarships is highly competitive. Academic and career achievements will be considered with preference given to those who are self-financing all or part of their Executive MBA education.
でした。

どのようなEssayを書いたかは今後参考までにブログにのせたいと思います。

GMATやGREはExecutiveMBAには必要ないことが多く、ボストン大学のEMBAも同様でした。

この点で、医師がMBAを取得する場合は時間の節約になるかと思います。

しかし、博士号(Ph.D)を持っていたり、勤務年数が10年以上必要になるため、医師の場合は6年間の医学部生活があるため、勤務経験の確保が私の場合はとても大変でした。

しかし、BUに直接行って熱意を示したところ、研修医2年、勤務歴5-6年+Ph.D.の私でも受験をさせていただくことができました。

MITのEMBAと違ってBUは医師に対して医師のキャリアを考えてくれました。


6/15 Boston University EMBA 1st deadline

2013年6月15日が1st dead line。

電子form(推薦状を含め)はなんとか、14日に提出。

他に必要な会社(研究所)の同意書もメールで提出。
その他、成績証明書や卒業証明書は提出方法が書いていないので、後日持参することにした。


つまり、15日にすべての書類が提出されていないことになる、、、


果たして1stの締め切りに間に合っているのだろうか。

Rolling Basis(早く提出した人から合否を決めていくので、定員が埋まってしまうことがある)なので、なるべく早く提出したが、詳細が分からなかった。


15日が土曜日だったので、17日の昼のofficeに持参して挨拶してきた。

のちのち、判明しましたが、15日までに電子Applicationが届いていれば大丈夫のようです。

無事1st Deadlineに間に合いました。


2013/07/27

6/25 Boston University EMBA interview日程の連絡をうける

6/15日の締め切り後、25日にinterviewの日程を下記2つの内どちらかか選んでください。とのメールをいただきました。

7月9日9:00AM
7月10日15:00PM

私は10日の15時でお願いします。とメールにて返信。

面接は、以前説明会の時に話した、JanisとFaculty memberとのことだった。


今日(6/25)日からレアジョブはinterview対策に変更。

自分のレジメやエッセーを読み返す日々がはじまりました、


6/11 Boston University EMBA 締め切り迫る

6/15日の1st dead lineが迫り、1週間以上前からハーバード教授に推薦状と研究室の承諾書をお願いしてきました。

すると、人材科から、J1 visaで、EMBAのプログラムは目的の変更とはならないか?
研究所の承諾書は、研究所の弁護士に確認してからになるとの解答でした。


月4回のしかも週末のクラスなのに、ビザの問題あるの!?と思いましたが、

提出直前とのこともありかなり汗りました。

VISAの問題は、ここは外国であることを痛感。

弁護士からはいつ解答を得られるか聞いてみたところ、2-3日か週明けじゃないかとのこと。


絶望、、、


せっかく英語のエッセーや書類を整えたのに、、、


すべてのやる気をなくして、この日は家で放心状態。


念のため、知り合いの弁護士さんに伺いますと、
EMBAの場合はパートタイムなので、目的の変更とは考えないので、J-1のままでOKなはず。とのご解答をいただき、少しほっとするも、
締め切り直前のこともあり、もやもやしていました。


次の日ラボで研究しているの、お昼に弁護士からオッケーがでたとの報告。


お、思ったより、早い、というか1日ですね。さすがです。


と、いうことで、なんとか書類がすべてそろいました。

あとは、interfaceのコンサルタントのcheckを待つのみです。


2013/07/26

EMBA必要書類

基本的に必要なものは
・英語で書いてある大学、大学院の成績(GPA)、卒業証明書
・トフル点数証明

電子フォーム上で登録は
・エッセー3つ
・現在の仕事の説明
・推薦状2ー3通

です。

そのほかBUでは、
・研究所の承諾書
・Organization Chart
・自己紹介
を添付しました。

書類を揃えるのが特に大変です。
大学の成績や卒業証明書は大学から取り寄せる必要がありますので、早めに取得しておきましょう。

2013/07/25

MBA出願者、Harvard、海外研究留学志願者としての資質を高める

MBAのトップスクール合格やHarvard大学に研究留学するためには、TOEFLやGMATのスコア、論文のIF(impact factor)以外にもたくさんのものが必要になります。

私たち日本人の多くは、留学対策に日本の大学受験のような試験至上主義の経験をもとにしてしまいがちです。

しかし、MBAのアプリケーションや、留学の基準は、テストの点数だけでなく、エッセイやインタビューなどで表現される、出願者の職務や、人生の経験が基準にされます。

Experienceを豊かにする
これはMBA、研究留学ともに重要です。では、どのようにして職務経験や人生の経験を豊かにするのでしょうか?

例えば、医師の場合であれば、レジデントやナース、コメディカル向けに勉強会を開催するとか、国際保健のボランティアに参加するとか、リーダーシップやマネジメント能力を発揮し、チームや、組織、世界に貢献することで経験を豊かにすることができます。

私の場合は、流行性角結膜炎の勉強会の開催、大学院生の研究勉強会の組織化、Young Ophthalmologist Updating Seminarの創立、WHO Prevent of Blindnessへの参加、中国雲南省への予防接種の調査、日本人高校生のハーバード大学ラボ見学ツアーの運営、医療系インターン生へのキャリア紹介の講演、母校の江戸川学園取手高校での医師という仕事についての講演、高校、医学部でのテニス部キャプテン、テニス部同窓会の運営など、積極的に、戦略的にリーダーシップを発揮することで、人生の経験を豊かにすることに努めてきました。


このようなことは打算的と捉えられがちですが、後で見直すと知らないうちに行ってきたことも結構多いことに気づきます。しかしながら、普段からこのようなリーダーシップを心がけることで、Executive MBA 受験のためだけでなく、自分自身の経験が豊かになることは、悪いことではありません。


つまり、すべての行動を自分のキャリアゴールに向かうためにステップとしていかなければなりません。

業績をのばす
この点は研究留学であれば特に重要になります。研修医の頃から機会があれば進んで、学会発表や論文を作成しましょう。なぜなら他人が評価できるのは業績によるところがどうしても大きな割合をしめてしまうからです。

また、医師の場合はなじみが薄いですが、TOEFLは早くから勉強しておいて損はないでしょう。できれば、大学生の頃から時間を見つけて勉強しておくと、留学やフェローシップ取得の際に大きなアドバンテージとなります。

その他には、大学生の頃から、将来希望する研究室にインターンに参加することをお勧めします。どのようなラボなのかは実際に生活してみないと分かりません。また、インターンでがんばれば、将来そのラボの教授が推薦状を書いてくれるかもしれません。

推薦状
MBA受験であれ、研究留学であれ、2-3通の推薦状が必要になります。現在の上司や、今までお世話になった方にもお願いする可能性が出てきます。しかも、英語で作成していただかねばなりません。
上述のように人よりも一歩抜きん出た行動をしていれば、推薦状を執筆する方も書きやすいのはいうまでもありません。
普段から、将来推薦状で何を書いてもらうかをある程度念頭において、戦略を立てる必要があるでしょう。



2013/07/24

Why MBA ? (なぜ医師にMBAが必要か?)

MBAとは経営学修士(Master of Business Administration)の事を指します。

私たち医療業界ではMBAに関する知識はほとんどない事が普通です。

しかし、私たち医師は経営つまりマネージメントに関する知識を持つ必要があると私は考えています。

それは、医師は
1.病院の管理者、経営者である。
2.医療チームのリーダーである。
3.日本の医療情勢は悪化し、経営に関する知識を求められる。

からです。

病院は利益を追求する企業と異なり、患者の利益を追求する組織です。このような点で企業とは目的が異なります。

ですから、社外(病院外)の経営コンサルトが病院に入って、経営改善の指導をしても、もともとの目的の違いから、良循環を得られないということをしばしば聞きます。

日本は今後も高齢化社会の一途をたどり、医療費はますます圧迫されてきます。国立病院の独立行政法人化にあるように、病院に対する助成金も今後は減らされていくかもしれません。

しかし、私たち医師は医学部おいて、management, financial, marketing, leardershipなどの勉強は全くしておりません。

そのような経営に対する素人が病院においては、法の下(日本では院長は医師がならなければいけません。)
医師が経営をしています(実際は事務長クラスが行っている事が多い)。

そこで、私はMBAを勉強し、日本の医療経営についてimpactを与えたいとの考えに至りました。

今後は

・医師向け病院マネージメント勉強会の設立(DMBA研究会=Doctors MBA)
・病院向けリーダーシップ講習の設立
などをすることによって母校ならびに、日本の医療に貢献していこうと考えています。

2013/07/23

MBAとは??EMBAとは??

医療従事者にはなじみの少ないであろう、MBA。

MBAとはMaster of Business Administrationの略で日本語ですと経営学修士号にあたります。


ビジネススクールと呼ばれる経営大学院で通常1-2年間の間に必要な単位を取得する事でMBAを取得することができます。

MBAを取得するビジネススクールはイメージでいうと、医学を専門とするメディカルスクールや法律を専門とするロースクールと並んで、ビジネスを専門とします。


しかし、どのような職業であれ、その中でマネージャー・リーダーという存在は必要です。MBAとは、あらゆる分野においてマネージャーやリーダーを育てるためのプログラムといわれています。


最近ではこのMBAに働きながら学べるエグゼクティブを対象としてEMBA(Executive MBA)というものに人気が集まってきています。


通常のMBAは平均年齢が30歳前後であるのに対してEMBAでは管理職向けコースのため、40歳くらい、さらにmanagement経験を問われる事が多いです。


しかし、EMBAコースは通常フルタイムではなく、2週間に1回金曜日、土曜日を利用したり、3週間に1回金土曜日に来校するというスケジュールです。


私たち医師の立場からいえば、経営の勉強をしたくても、フルタイムのコースに入る事はキャリアの中断に他なりません。この点が医師が経営を学ぶ事に対する障壁となっているように感じます。


私たち医師にもMBAを学べる可能性とすれば、EMBAがBest Fitしているように感じます。


月4回の授業で通常のフルタイムMBAと同じdegreeのとれるEMBAコースは今後も人気を博すると思います。


日本ではなじみの少ないEMBAもアメリカではたくさんあります。

ボストンのEMBAは
・MIT
・Boston University
・North Eastern University
・Suffolk University
などにあります。

この中でも医学部をもつ大学はBoston Universityのみです。
通常医師はビジネスマンと違い、典型的なマネージメント経験は持ち合わせません。

しかし、EMBAの受験ではこのマネージメント経験が重要なFactorになってきます。

Boston Universityはその点で、医学部を持っている大学ということで柔軟でした。また、毎年2-3人の医師がBoston Univ.のEMBAに入学している事からもヘルスケア部門に力を入れているようです。









ボストン大学エグゼクティブMBA合格

突然ですが、昨年よりチャレンジしていましたEMBA受験についに終止符を打つ事ができました。

この度、ボストン大学のエグゼクティブMBAの合格を受理しました。

今後はハーバードでのリサーチと、MBAの両立を目指して参ります。

EMBAの情報は本当に少なく、大変苦労しましたので、このブログを通じて今後受験される方に情報をシェアしていければと思います。


2013/07/21

intern (インターン) 

私の研究室には現在4名の学生が夏休みを利用して、インターンに来ています。

主に医学生や、医学部を志望するカレッジの学生が研究室に来ています。

日本では一般的ではないですが、夏休みを利用して、研究室にインターンにくるのが海外では普通です。


私が現在superviseしているのは、9月よりBoston大学医学部の学生になるTinaです。

アメリカは、医学部に入る前に4年間のカレッジを卒業し、medical schoolに入ります。
彼女はBoston大学を卒業したところです。

将来は眼科医になることを既に決めていて、研究室に足を運んでいます。
アメリカでは希望する科(レジデント)を選択する際に、

3本の推薦状
USMLEの点数

が必要になるとのことです。

インターンはその推薦状を獲得する上でも大切な就職活動になる訳です。


例えば、Schepensでインターンをしていれば、Dana教授に将来は推薦状を書いてもらえるでしょう。


もちろん、純粋に眼科のリサーチも体験することができますから、彼女とっていい経験になります。

私にとってもインターンの学生と研究することは大変いい経験になります。

まず、1日中一緒にいますから、英語を必然的にたくさん話します。普段の研究では1人でもくもくと仕事をすることが多いのですが、インターンの学生がいると教えますし、お昼も毎日いっしょに食べますから、英語力がかなりアップします。

また、研究の技術ややり方などを見つめ直すいい機会になります。学生にWhy?と聞かれたとき、たしかになぜだか分からないけれど、当たり前のように行っていることの意味を再確認したりしています。

私も学生の時に、こうやって海外の研究室に足を運んでおけば良かったと常々思います。

日本に帰りましたら、日本の医学生がハーバードにこれるよう、関係を築いていきたいと思います。


2013/07/20

Incu-beに掲載

2013年の3月にボストンにて日本の高校生向けに、ハーバード大学のラボ見学ツアーをLeave a Nestさんに、ボランティアーとして協力させていただきました。

その際のinterviewの模様が、Incu-beに掲載されました。





Incu-beは、研究の世界へ踏み出した大学生・大学院生・ポスドクに対して、研究者や研究経験を活かした分野で活躍する人々のインタビュー記事や、研究活動を支援する有用情報 を掲載した理系学生に特化した雑誌として、2万部を全国理系大学の研究室などに年4回、配布・設置しているとのことです。

母校江戸川学園取手高校でOBからのメッセージを執筆

私の母校、江戸川学園取手高校の医学コースのパンフレットにOBからのメッセージを執筆いたしました。





母校の江戸川学園取手高校は、茨城県取手市にある中高一貫校で、今後は小学校も併設される私立校です。

東京大学や早慶上智など多くの進学実績を誇ります。


また、医学部コースを併設していることも1つの特徴であり、本校から多くの医師を輩出しています。


2013/07/18

Weymouth Men&Womens Singles &Doubles 4.0 Tournament

7/13に1dayで行われる、Weymouth の大会に出場してきました。


1回戦は、カナダから来たテニスコーチのショーン。いかついサーブとフォアの逆クロスに押されて、0-2スタートの厳しい展開でしたが、

フォアの逆クロスをうってきたときに、ドロップショットをストレートにうつのが、効いて
2-2に。
その後、サービス&ボレーがうまくいき、3-2へ。リターンゲームでもドロップショットがきまり、そこから3連取。
6-2でした。
2ndセットは相手の集中がきれて、6-1で勝利。

2回戦は、第一シード。
6-1 7-6(13)の大激戦を制して勝利。
マッチポイントもドロップショットでした。

決勝戦はサーブ&ボレー対決を制して、優勝しました!
6-0 6-1

ダブルスも優勝して2冠達成。

いうまでもなく、次の日は筋肉痛で動けませんでした。

2013/07/12

角膜移植

スケペンス眼研究所にきて、9ヶ月が経ちました。
こちらに来てからいろいろな手技を教わり、日々成長を感じております。

・マウスのハンドリング
・麻酔
・安楽死
・ドライアイマウスの作成
・角膜縫合
・角膜移植
・リンパ節採取
・免疫染色
・フローサイトメトリー
・In vitro Assay
・qPCR
・ELISA
など。

その中でも特に成長を感じるのは、角膜移植です。

私のラボは、角膜移植免疫、ドライアイを中心に研究しています。
その中でも特に難しく、熟練を要する手技はマウスの角膜移植です。

ただでさえ、小さいマウスの眼の角膜を移植してつなぎ合わせます。

上手な人が手術をすると、90%程度生着します。
はじめの頃は、30%程度しか生着しませんでしたが、最近はやっと70-80%は術後2週間でもclearな状態になってきました。

他にも、自分の仕事が少しずつ増えてきて、忙しくなっていますが、とても充実した毎日です。

7-9月は気合いを入れて頑張りたいと思います。

2013/07/07

July 4th 独立記念日

July 4thはアメリカ合衆国の独立記念日で休日でした。

友人のお宅(タワーマンション)の33階にお邪魔して、花火を見てきました。




花火はCharles川から上がるとのことですが、川沿いは人で一杯だそうです。


ボストンの花火は日本と違い、どんどん打ち上げます。



その他、ボストンシンフォニーの演奏があり、町はお祭り騒ぎになります。
4-5時間前からならんで席を取るのが恒例とのことです。

私たちはマンションのSkyラウンジから鑑賞。
花火の上がる場所まで見れて感動でした。



昨年は途中で大雨がふったみたいですが、今年は天気も良く最高の1日となりました。


2013/07/03

2013医療系世界大学ランキング

2013年度の医療系の大学ランキングによると日本の東京大学が最高位の32位。

日本の医療は世界一だと思いますので、大学ランキングももっと上位にいけるように頑張りたいです。

特に母校がランキングに乗るように尽力していきたいと思います。


http://www.timeshighereducation.co.uk/world-university-rankings/2012-13/subject-ranking/subject/clinical-pre-clinical-health

2013/07/02

qPCRでのPrimerの探し方(Taqman)

qPCRの際のPrimer(Taqman)の探し方についてです。
案外Primerの注文の仕方は探しても検索にHitしないので、覚え書きの為に書いておきます。

私はいつもInvitrogen(を使用していますので、下記サイトから注文しています。

https://www.invitrogen.com/site/us/en/home/Products-and-Services/Applications/PCR/real-time-pcr/real-time-pcr-assays/taqman-gene-expression.html

Gene Expression

All Gene Expression Essays

Human or Mouse

(希望するもの) For example,  IL-10を入力

Search

Best CoverageのCatナンバーとID(Mm0043614_m1)から注文します。


2013/07/01

NET RESULTS NTRP 4.0 @Amory Tennis Club

USTA4.0のメンズシングルストーナメントに参加してきました。



1R  6-2 6-0
semi final 6-1 6-0
final 6-1 6-3

で優勝しました!



アメリカ初のクレーコートでしたが、クレーの打ち合いならば、アメリカ人にも勝てました。


これで4.5にあがると思いますので、また頑張ります。