主に医学生や、医学部を志望するカレッジの学生が研究室に来ています。
日本では一般的ではないですが、夏休みを利用して、研究室にインターンにくるのが海外では普通です。
私が現在superviseしているのは、9月よりBoston大学医学部の学生になるTinaです。
アメリカは、医学部に入る前に4年間のカレッジを卒業し、medical schoolに入ります。
彼女はBoston大学を卒業したところです。
将来は眼科医になることを既に決めていて、研究室に足を運んでいます。
アメリカでは希望する科(レジデント)を選択する際に、
3本の推薦状
USMLEの点数
が必要になるとのことです。
インターンはその推薦状を獲得する上でも大切な就職活動になる訳です。
例えば、Schepensでインターンをしていれば、Dana教授に将来は推薦状を書いてもらえるでしょう。
もちろん、純粋に眼科のリサーチも体験することができますから、彼女とっていい経験になります。
私にとってもインターンの学生と研究することは大変いい経験になります。
まず、1日中一緒にいますから、英語を必然的にたくさん話します。普段の研究では1人でもくもくと仕事をすることが多いのですが、インターンの学生がいると教えますし、お昼も毎日いっしょに食べますから、英語力がかなりアップします。
また、研究の技術ややり方などを見つめ直すいい機会になります。学生にWhy?と聞かれたとき、たしかになぜだか分からないけれど、当たり前のように行っていることの意味を再確認したりしています。
私も学生の時に、こうやって海外の研究室に足を運んでおけば良かったと常々思います。
日本に帰りましたら、日本の医学生がハーバードにこれるよう、関係を築いていきたいと思います。
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