2013/08/03

米国と日本での研究の違い

約1年の研究留学を経験して、日本とアメリカでの研究環境の違いをまとめてみました。

アメリカ
◎研究に集中できる。
◎新しいスキルを学べる(かも)
◎英語力が上がる(かも)
◎実験環境がある分野に特化している
◎抗体等が届くのがはやい

×英語のため不便が多い
×新しく実験系を確立させる必要がある
×生活、実験環境に慣れる必要
×収入が不安定

日本
◎日本語である
◎収入がある

×仕事との両立のため研究の時間が取れない

こう比較してみますと、日本で研究の時間を確保して円滑な研究ができていれば、ベストの様に感じます。

しかし、海外の研究機関にしかないmethodを留学して持ち帰るのであれば、大変意味のあることになると思います。

また、海外に生活してみると、おのずと自分の将来について再考するようになります。

私はその点でも海外留学から得るものは大きいと思います。

研究環境や機器はハーバードでさえ、日本とそこまで変わりません。

人材は確かに優秀であると思いますが、日本人も負けていないと思います。


ということで、留学生活では、
日本に帰っても対等に戦っていけるぞ、という精神力が身につきます。

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