ビジネスを行う上では、マーケティングは重要です。
私は医療、病院における経営においてもマーケティングの重要性が高まってきている様に感じます。
それは、患者の力の相対的な上昇、成熟した市場、今後直面するであろうグローバルマーケットとの競争などが挙げられます。
こうした環境の中、医師をはじめとしたあらゆる医療従事者がマーケティングの考え方を理解し、患者のニーズや満足度を念頭に結束した行動をとっていくことが必要不可欠です。
□ マーケティングとは
マーケティングとは企業でいえば、買ってもらえるしくみを作り、顧客に価値を創造、提供する活動を指します。
つまり、病院では、患者に選んでいただける仕組みを作ることがマーケティングの役割です。
そもそも、病院においては、マーケティングの概念は乏しく、マーケティングといえば、市場調査や、広告それからプロモーションなどと考えられることが多かったと思います。
時代は変わり、病院は溢れ、患者の力が格段に強くなった昨今では、
どれほど良い加療、サービスを提供できたとしても、
マーケティング部門が、主導権をとって、患者が本当に欲しい医療を提供できなければ、病院は成長できません。
今後は、病院もマーケティング意識を体質化し、マーケティング機能を備えた病院だけが勝ち残っていく時代がくると考えています。
マーケティングはMBAの中でも体系化されている学問の一つです。これを理解し、医療界にプロセスを浸透させていく使命が私にはあると思うのです。
今後学んだマーケティングの知識を医療業界にコンバートして、皆様にシェアしていきたいと思います。
その他ブログのコンテンツはこちらから
0 件のコメント:
コメントを投稿