2012年9月に渡米後10月から受験の準備を開始し、研究をしながら、ボストン大学のEMBAに合格することは、独力では不可能だったと思います。
10月にMITのEMBAクラスの受験資格を得る事ができ、そこから、友人の紹介でInterfaceを利用しました。
私の担当はルクレアといういかにも頭の良さそうなアメリカ人。
ボストンからスカイプを使って、MBAの受験書類を作成しました。
Interfaceの指導は、単なる受験指導ではなく、
私にとって、MBA受験の考え方を堅固にする、カウンセリングのようなものだったと思います。
Resume(履歴書)、エッセー、推薦状にいたるまで、日本とアメリカでは書き方も違い、かなり戸惑います。
基本的には、スカイプを接続したまま、私の作った原案をルクレアがアレンジしながらその度にディスカッションし、より良い物に仕上げていきます。
もちろん、英語でのカウンセリングですから、必然的にinterview(面接)の練習になります。
例えば、「なぜ医師にMBAをとる必要があるのか?」
といった内容を二人でディスカッションしながら、エッセーに落とし込んで行きます。
Resumeもはじめは自分で取捨選択せず、経験してきた事をすべて書くように勧められます。
それをルクレアがビジネススクールの選択内容を加味して、取捨選択してくれます。
例えば、眼科医の若手の勉強会の開催はmanagementやleadershipの経験の証明になるとか、
WHO失明プログラムの参加は国際経験やボランティアの経験としてGoodだ、とかです。
結局、
私は合計2校のエグゼクティブMBAコースをもつビジネススクールの受験をしました。
ルクレアの場合1時間のスカイプでのカウンセリングは2万円(高い!)で、
私は35.5時間カウンセリングを受けて、
小計71万円でした!(自分でもびっくり。)
結構な金額になりますが、私はかなり満足しています。
ルクレアとのカウンセリングで自分の考え方がまとまり、面接でもしっかり意見をいえるようになりましたし、
なによりもMBAの受験におけるエッセーで、自分の身の回りの人々、世界の人々への貢献について深く考える事ができました。
また、自分で1から受験書類を作成するのは膨大な時間が必要になり、本業の研究業務を妨げてしまいます。
時間を節約、有効に利用できたことが1番の収穫でしょう。
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