今回のマーケティングのアサイメントExamで参考にさせていただいた、良書のご紹介です。
医療はサービス業足り得るのか。
医療におけるマーケティングとは何をすべきなのかが分かります。
キンドル版も出ていて、アメリカでもすぐ読む事ができてとても便利でした。
医療は未だにマーケティングがほとんどなされていない分野です。
もちろん、日本では患者の動機につながるような大々的な広告は法律で禁止されています。
しかし、インターネットでの医療情報の開示も徐々に解禁され、病院のホームページでは情報の収集ができるようになってきました。
患者が病院を選ぶ際には、そのほとんどが、口コミやインターネットからの情報と言われています。
しかし、病院のホームページを見ても、情報の羅列にすぎず、患者が選択に至るまでの決めては少ないと思います。
そこで、ランキング情報などを参考にすることが多いと思いますが、患者は自分の病気が何であるか分からないことがほとんどのため、やはり病院の選択には困ってしまいます。
私が電化製品を購入する時には必ず価格.comをみる様に、
患者は必ずインターネットで情報を確認してから来院する時代がくるでしょう。
そこで、医療機関側もきちんと分かりやすい、患者目線の情報を公開することによって、ロイヤルティーにつながると思います。
例えば、手術件数の羅列では何も分かりませんから、
このような症状の場合はどのような検査が必要で、価格はこのくらいかかるなどのより、細かい情報が必要だと思います。
マーケティングは広告のみでは、ありませんが、医療においてはかなり改善の余地がある分野と考えます。
情報の開示はcompetitorとの競争や、すでに頭打ちもしくは今後減少して行くであろう、市場(患者数)の確保に効果を発揮するでしょう。
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