目標 (ゴール)の設定はスマートにおこなうべきです。
このスマート、格好良くや賢くという意味だけではありません。
SMART Goal
- Specific
- Measurable
- Achievable (but challenging)
- Realistic
- Time-limited
つまり「具体的かつ達成可能である目標を、期限とともに設定する」といことです。
自分の目標を立てる際にも、「10年間で論文をたくさん書く」というよりも、
2014年6月までに1報、2014年12月までに1報などのように、より具体的に、期限を決めて設定することが大切です。
この肝は、実現可能な目標であることです。
このような目標の設定方法を意識することは、
チームの目標設定や、後輩などの指導をするときにも有効です。
例えば、大学院生の指導もよりSMARTであるべきです。
眼科の大学院生を4年間で、論文をパブリッシュさせ、博士号を取得することを最終目標としましょう。
ここで、何となく博士課程がはじまり、時間の経過とともに、焦って指導を開始するのではなく、
大学院に入学後なるべく早い時期に、
6ヶ月後の学会に研究内容を発表できるように、今週はこれとこの論文を読んで、研究内容の仮説を作りましょうなど具体的に期限と内容を決めて指導すべきではないでしょうか?
このように、はじめに実現可能な目標を設定することで、大学院生のモチベーションもあがりますし、本人も何のためにやるのか分かりやすくなります。
指導する側も具体的にゴールの設定方法を勉強すべきなのです。
このSMARTゴール。みなさんもぜひ意識してみてください。
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